本日、2021年の診療を終えました。
コロナの波が奄美にもやってきたり
1日外来来院者数が120人の日があったり
歩いて来院された方がドクターヘリ搬送するほどの重症だったり
夕方の大混雑の中、診療を中断し救急搬送を要する方が来院されたり
と、日々の診療面でも2年目には2年目の壁があり、その一つ一つをスタッフ、家族、ご来院の皆様、地域の皆様、消防、各医療機関の皆様、医師会の皆様、役場の皆様など多くの方達の協力、サポートにより乗り越えることができました。本当にありがとうございます。奄美に住む一人一人が奄美の医療を良くしたい、奄美の人の命の一つ一つを大切にしたい。そう思っていることを実感できる1年でした。
医療は地域のみんなのものであって、医者や病院ものではない。だからもっと医療を自分のこととして感じてほしい、もっと身近に感じてほしい、自分の健康のことや命のことをもっと自分自身のこととして考えてほしい。そんな想いで始めた『みんなの診療所』は文字通り地域のみんなで支えあって成り立っている診療所なのだということを日々の診療の中でしっかりと感じることができました。

予防接種予約システムの開始
産業医としての活動の開始
保育園の園医としての活動開始
健診件数の増加
と診療の幅の広がりやシステムの変化などもありました
そのどれもが欠かすことのできない大切な活動で、どれもが独立して存在しているわけではなく、つながり合って点と点が繋がって線になっていくようなそんな印象を持ちながら個々のことに取り組んでいきました。
個々の人、出来事が重なり合い、つながり合い、診療所の成長へとつながったそんな1年でした。
来年も目の前の一人一人に向き合いながら、そこからの新たなニーズの発見や学びを大切にし、昨日よりも今日、今日よりも明日と少しでも成長していけるよう日々を過ごしていきたいと思います。
来年もみんなの診療所の応援、サポートよろしくお願いいたします。