みんなの診療所をご利用の皆様、1月21日(金)~26日(水)は急遽診療時間の短縮をおこなったため大変ご不便をおかけしました。診療時間短縮にご理解、ご協力をいただきながらも多くの方に診療所をご利用いただきました。急遽の決定でしたので厳しいお言葉を頂いても仕方ない状況でしたが、皆様温かく現状を見守っていただき、この一週間を過ごすことができました。地域の皆様のご理解ご協力に心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
現在のところ、職員自身やその周囲の状況により出勤できなくなる職員は幸いにもおらず、現段階では安定的に通常診療が行える状況と判断しました。
そのため今後の診療体制について、これまでの診療所の状況と合わせてご案内させてください。
1)診療時間について
1月28日以降の平日は
6:30~20:00の通常診療体制に戻ります。
出勤、通学の前やお仕事や学校が終わった後の時間にもどうぞ診療所をご利用ください
2)感染対応について
体温37.5℃以上の発熱の方のみならず、発熱がない咳、鼻汁、鼻閉、咽頭痛、腹痛、嘔吐、下痢、頭痛など感染症と関連しうる症状をお持ちの方の診察は引き続き車内で行わせていただきます。
これは現在の新型コロナウイルス感染症の流行状況もさることながら、それと合わせて特に小児での手足口病やウイルス性胃腸炎の方なども多くおられることと関連しています。
しっかりと今の新型コロナ発生が続く状況にも対応しつつ、症状の無い定期受診や予防接種、健康診断にお越し頂いた方達にも安心して診療を受けていただきたいという思いから、このような対応と継続させていただくことといたしました。もう少し新型コロナウイルス感染症の流行状況が沈静化し、その他の感染症の流行シーズンが落ち着いてきたら少しずつ、体制を緩和させていきたいと思いますので、その際はまたwebsiteやSNSでご報告させてください。
また、診療所の診療を継続する上で私自身の感染対策をしっかりおこなっていかなければならないこと、そして接触感染対策状の観点から口腔内の観察や、聴診器などによる診察は必要最小限に留めさせていただいております。どうかご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
3)2月からの新型コロナワクチン3回目接種について
当診療所では2月より新型コロナウイルスワクチン3回目接種が本格的に始まります。多い日は1日30件ほどの予定が既に入っており、感染症対応と並行してスムーズに接種が進むようにと診療所内でも日々対策を検討しております。そのワクチン接種についてもいくつかご案内させてください。
*新型コロナウイルスワクチンの予約について(龍郷町役場で行っています)
当診療所での新型コロナウイルスワクチンの予約は龍郷町役場内のワクチン接種コールセンター、もしくは龍郷町のおこなっているweb予約で予約をおこなっております。当診療所へ多くのお電話をいただいておりますが、当診療所では予約やお問い合わせに対応致し兼ねますので下記サイト、もしくはpdfファイルをご参照の上、ご予約をお願いいたします。
龍郷町役場:コロナワクチン3回目接種のお知らせ
https://www.town.tatsugo.lg.jp/hokenfukushi/kurashi/kenko/coronavaccine.html
龍郷町役場:3回目接種チラシpdf
https://www.town.tatsugo.lg.jp/hokenfukushi/kurashi/kenko/documents/3kaimetirashi.pdf
また、龍郷町役場内ワクチン接種コールセンターの電話番号も以下にお知らせいたします。予約ご希望の方はご連絡をお願いいたします。
電話 : 0997-69-4579(平日:9時~17時)
その他の定期予防接種については予防接種予約システムにて行っておりますので、診療所website、予防接種のページから操作をお願いいたします。
*予防接種と同日の診察や処方は一時中止とさせていただきます
今までは、予防接種と同時に定期処方がある方や、その他の診察や処方をご希望される方についてもできる限り対応してまいりました。しかし、現在は通常診療に加え、厳重な感染症対応やその電話対応、新型コロナウイルスワクチン3回目接種やその電話対応など事務職員の負担も大きくなってきております。そのため、現在の新型コロナウイルス感染症の流行状況や新型コロナワクチン接種の進行状況などが落ちつてくるまでの間は、ワクチン接種と同日の診察や処方は行わないこととさせて頂きます。皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
4)1月26日現在の診療所の受診者数や感染対応の推移
以下に診療所の1月7日から26日までの受診者数、感染対応数、検査陽性率、受診者に対する感染対応の割合などのグラフをお示しします。また年始以降、当院から保健所に届出をした全58例の年齢別の割合をお示しします。
全受診者数は1月7日をピークに緩やかに減少傾向です。感染対応以外の受診者の方は概ね横ばいなので、受診者数の減少は感染対応者の減少と連動しているように思います。もちろんまだまだ新型コロナウイルス感染症の新規発症者数もまだまだ一定数はおりますが、徐々にその数は減少傾向にあるというのは診療所から見た現在の景色です。



そして、検査件数に対する陽性率を見るとまだまだ当診療所からもそれなりの陽性率で新規感染者の受診はあります。また当診療所から届出をした方の、年齢構成を見ると小児科を標榜していることもあるためか、10歳未満の方の陽性例が奄美大島全体の比率と比較するとやや高い傾向にあります。先述の通り、その他の従来からよくある感染症も同様に多く見られますので、みんなが安心して診察を受けて頂くためにも今しばらく今の感染対応を継続したいと思います。


以上、現状の報告と、明日からの診療所の診療体制についてご報告させて頂きました。
またまだ刻々と状況は変化します。そのため、状況をできる限り地域の皆さんと共有しながら、どのように診療体制を変化、構築してくことが必要なのか、日々の状況を見ながら判断していきたいと思います。
まだまだ、急な診療体制の変更などのご案内がある可能性がある時期だと思います、引き続き、websiteやSNSで情報発信をしていきますので、どうか受け取って頂けたら幸いです。そして、このような情報になかなかアクセスできないであろう、高齢者などにもぜひお声かけいただき、情報を広めて頂けましたら幸いです。
今後ともみんなの診療所の応援、サポートをよろしくお願いいたします。