診療所をご利用の皆様に定期報告です。先週末はわずか30分で50人近い受付がされ、感染対応の受付が終了となってしまいましたが、8月11日は12時までは受付を続けることができました。これが少しは混乱が落ち着きつつあることの表れであれば良いのですが。
そんな今週は休診日の木曜日が祝日だったため、診療日が1日多いためもありますが、1週間で300件近い抗原検査を行い、過去最高の192例の陽性を認めました。本当に毎日、診療所の診療能力の限界に近い状況が続いています。お盆も休まずに診療するという、私の想いに応えてくれるスタッフ、家族に心から感謝です。今しばらく厳しい状況が続くと思いますが、診療所での診察を希望する方がいれば出来るだけ答えて行けるように頑張ります。

この1週間は特に陽性率が高く、全体として65%の陽性率となりました。検査の特性上、誤って陰性に出ることがある程度あることを考えると、現在は風邪症状のある方の7〜8割は新型コロナウイルスによるものであると考えまれます。新型コロナウイルス感染症が自宅療養や自宅待機が必要な感染症である間は、現在のような流行状況においては、風邪症状のある方は検査の陽性、陰性にかかわらず症状が十分改善するまでの間は、自宅で療養することが必要だと感じます。

これからも診療所の診療能力の限界までは、この波を受け止めたいと思います。皆様にもご不便をおかけしている日々ですが、これからも診療所の応援、サポートよろしくお願いいたします。