皆様、怒涛の8月が終わりました。9月となりました。8月のみんなの診療所の状況をご報告します。
8月の総受診者数(定期受診なども含む) : 2048人 (85人/日)
新型コロナ届出件数 : 609件 (25件/日)
診療所の診療日における直近1週間(6日間)を見ると奄美大島内の新規新型コロナ感染者数775例のうち138例をみんなの診療所で診断させていただきました。実に島内発生例の17.8%を当院で診断させて頂いています。そのためどうしてもお待たせさせてしまう場合も多く、定期受診やその他の症状の方も受診しにくい状況が続いていることと思います。皆様に大変ご不便をおかけしていることは重々承知しております。ですが、現在の奄美大島の新型コロナを取り巻く環境を考えると、私たちが『発熱外来は1日**名までです』と決めてしまえばその日受診ができなくなってしまう方が沢山おられる状況です。それを見て見ぬ振りはできなため、現在のように一人でも多く、ギリギリまで多くの患者さんの発熱対応をするという診療体制となっております。もう少しコロナの流行状況が落ち着くまで今しばらくご理解を頂けましたら幸いです。
そのような中で、8月29日から鹿児島県でも『みなし陽性』が可能となりました。詳細については県ウェブサイトをご覧ください。
https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/minashiyousei.html
このサイトには
ただし,この取扱いは,陽性者増加に伴い,医療機関の業務ひっ迫や検査の試薬やキットの不足により,検査の実施に支障が生じている場合に限ります。
https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/minashiyousei.html
との説明が真っ先に書かれています。上記の通りみんなの診療所では非常に逼迫した状態が継続しており、検査キットも日を追うごとに在庫が減ってきておりますので、慎重に吟味した上で『みなし陽性』による届出も開始しております。皆様のご理解を頂けましたら幸いです。
また、自己検査や無料PCR検査などで陽性となる方も徐々に増えてきておりますので、診療所で検査を行わない新型コロナの診断が増えている傾向にあります。そのため、今後の定期報告では全受診者数及び新規届出件数のみをここでご報告させていただくこととしました。
また、時として自分でもふと振り返った時に十分丁寧な対応ができていない、ご利用の皆様が不愉快な思いをしたかもしれないと思うような対応となってしまっている時があり、自分のゆとりのなさを反省している毎日です。そんな私ですが、それも含め日々反省しつつ、明日へと繋げていきたいと思っています。今後もしばらく厳しい状況が続くことが予想されますが、皆様の応援、サポート引き続きよろしくお願いいたします。

