定期報告として、感染症流行状況をお伝えしたいと思います。新型コロナウイルス感染症に関しては12月上旬一度1.0近くまで低下した実効再生産数が再び増加に転じ、全国、鹿児島県内共にまだ増加傾向にあります。これから、クリスマスやお正月などもありますので、流行状況には注意を払いながら診療を続けていきたいと思います。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
また、季節性インフルエンザウイルス感染症については、全国の定点からの報告が0.25と徐々に増加傾向ですが、まだまだ流行の入り口と言われる1.0には達していない状況です。鹿児島県については0.15とさらに少なく、名瀬保健所管内の報告は1週間で1例と報告を少ない状況です。インフルエンザウイルス感染症については、検査の偽陽性の可能性もまだまだ高い時期と考えますので明らかなインフルエンザウイルス感染症の方との接触がない方については積極的な検査は不要な時期と考えます。
https://www.mhlw.go.jp/content/001024797.pdf
それはさておき、風邪のシーズンであることに違いはありません。皆様、お身体には気をつけて、楽しい年末年始となるようにお祈りしています。
