診療所をご利用の皆様、みんなの診療所は引き続き原が自宅療養中のため休診中です。
皆様には大変ご不便をおかけしますが1月11日の診療再開まで今しばらくお待ちください。
その間にも、全国、鹿児島、奄美での感染症を取り巻く状況は変化しています。新型コロナウイルス感染症については、年末年始体制が明けてから、鹿児島県では感染者数過去最多を記録しました。全国でも通常の診療体制になり感染者数が増加しましたが、東京などをみると爆発的な増加というほどではなく、感染のピークを迎えつつあるのかもしれませんが、まだまだ今後の動向を中止していく必要がありそうです。
インフルエンザウイルス感染症については、全国の定点あたりの報告数が2をこえて徐々に増加傾向です。また、名瀬保健所管内を見てみると、第52週は定点あたり5.8件となっており、鹿児島県全体が1.02ですから、名瀬保健所管内は局地的に流行している状況と言えます。今後、定点あたりの報告数が10を超えると流行発生注意報レベルということになります。今はまだ、新型コロナウイルス感染症の流行も多い状態ですので、注意報レベルとなれば、新型コロナウイルス抗原検査陰性の場合は、状況に応じて、検査をせず臨床診断でインフルエンザウイルス感染症の診断を行っていくことになると考えています。この考え方についてはこの状況を想定して昨年秋頃から、国としても案内が繰り返しされていた内容となります。改めて、そのタイミングた近づきつつあるため再度ご案内致します。
まずは、2022年10月15日の診療所ブログのご紹介です。
また、厚生労働省のweb site。新型コロナ/インフル同時流行対策タスクフォースのページもご紹介しておきます。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001000993.pdf
年末までの、診療所の発熱対応の状況を考えると1日50〜60件ほどの発熱対応が続いていたため、診療再開後は同等もしくはそれ以上の受信者となることも想定されます。その全員に新型コロナやインフルエンザの検査を行うことはおそらく不可能だと思われるため、新型コロナ抗原検査については、事前に市販の医療用検査キットでおすませ頂けますととても助かります。また、インフルエンザウイルス感染症については、新型コロナウイルス検査が陰性で、インフルエンザ陽性者との接触がある方については検査をせず臨床診断での治療開始にご理解をいただけますと幸いです。
おそらく2月中にインフルエンザは感染のピークがくるかと考えております。まだまだしばらく感染症の波は続きそうですが、自宅療養中にしっかりと体調を回復し、診療再開に備えたいと思います。