みんなの診療所をご利用の皆様。定期報告では感染症関連の情報をお届けします。
1)新型コロナウイルスの流行状況について
全国、鹿児島県ともに徐々に新規感染者数は減少傾向です。第7波が過ぎ去った最も落ち着いていた昨年9月頃と比較するとまだ新規感染者数は多い数字で推移しています。昨年は奄美では3月には再び増加に転じ、そのまま5月の連休、そして第7波と小さな増加、減少をくり返していたので、今後の動向を注意して見守りたいと思います。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
2)インフルエンザウイルス感染症について
インフルエンザについは2023年第5週の報告によると、全国は第4週と比較して増加しました。それに連動して第3、4週と徐々に減少傾向だった、鹿児島県、名瀬保健所管内も第5週は再び増加に転じています。やはり、全国の流行と並行してやや感染者が増加する傾向にあるようですが、診療所で診察している感覚ではインフルエンザウイルス感染症を診断する頻度は減ってきている印象です。第6、7週の報告で減少傾向が見られることを期待しています。
https://www.mhlw.go.jp/content/001056203.pdf
