診療所をご利用の皆様
2025年1月が終わり、今日から2月です。
今年から年末年始を2日間休診とし、1月20日からは発熱外来の時間を短縮しました。スタッフの体調不良などにより発熱外来ができない日などもありましたが、一月の保険診療受診者数は1536人でした。
これは2023年1月原が元日からコロナに感染して10日間お休みした年の947人と2024年1月の1982人のちょうど中間くらいの人数です。
感覚的にはこの人数であれば、必要な方にはある程度時間をとって診察することができる人数という印象です。
診療所をご利用の皆様にはご不便をかける場面もあるかもしれませんが、安全や継続性という意味では確実性が上がった感覚があります。これから2月、3月とさらにこの体制で診療を継続していきながら、地域の皆様のニーズに出来るだけこたえつつ、安全性も確かなものにして、私も含めて職員も疲弊せずに診療を継続することできる形を描いていきたいと思います。

今年の診療所のテーマは
『再現性』と『外に出る』です。
再現性とは、原以外の医師が診療所で診療しても、診療の質が保たれる状態を作り出すことです。そういう意味では1日133人もの受診者、1日60人の発熱外来、食事をとる時間もトイレに行く時間もない。という状況は望ましくありません。それを少しずつ、診療所のスタイルを変化させていくことで安定した診療所の状況を作っていければと思っています。

『外に出る』とは、診療所のことを知ってもらい、奄美のことを知ってもらい、将来一緒に奄美で働いてくれる可能性のある仲間を探しに島の外に出ていくということです。診療所も5年目の後半に入り、次なる段階に踏み出していかなければなりません。そのために、今年は学会参加など島外での活動にも力を入れていきたいと考えています。
診療所が今後どのように変化していくかは、出来るだけ遅延なく、このブログで皆様とも共有していきたいと思います。