診療所をご利用の皆様にご案内です。
2025年4月から1年間、現在県立大島病院所属の小徳羅漢医師が1年間総合診療専門医研修のためみんなの診療所での勤務となります。原以外の医師が長期間診療に携わることはこれが初めてとなります。
今まで、みんなの診療所の診療スタイルはほぼ『原スタイル』でした。
しかし、2025年4月からはみんなの診療所の基本的な考え方は残しつつ、より多様な医師の考え方が共存できるような新たな診療スタイルへと変化していかなければならないと考えています。
そのため、まずは発熱対応/感染対応についてのあり方を一部変更致します。
*インフルエンザや新型コロナウイルス抗原検査のタイミングは発症から概ね24時間を目安とすることは従来通りですが、実際の検査のタイミングは診察する医師の個々の判断に委ねます。
→ あまり早い検査は信頼性が落ちるため避けたいこと、複数回の検査は患者さんへの身体的負担や経済的負担の観点から望ましくないという考え方に変更はありませんが、診察する医師の裁量を大きくし、診療に柔軟性を持たせることの有用性の方が上回るという判断からです。
*新型コロナウイルス抗原検査の施行範囲を未就学児、妊娠中の方、65歳以上に制限していたものを制限をなくし、必要があれば全ての方に検査を施行する方針とします。
→これは受診者数が多すぎて全受診者に検査を施行できる余力が診療所になかったための方針でもありました。また、新型コロナウイルス感染症は多くの場合対症療法となり検査後も治療方針に変更がないことが多いため、検査対象を制限しておりましたが、こちらも診察する医師の考えを第一に尊重することの方が大切だという判断から制限をなくす方針とします。
また、雨や台風の多い奄美ですので、天候不良時や風があまりに強い時などは発熱対応、感染対応を一時中止することがあります。ご了承ください。
2020年の開院から5年間でみんなの診療所の診療スタンス、地域においてどのように在りたいかということは徐々に地域の皆様に伝わっていっていると感じています。ここからさらに、一歩でも二歩でも成長して、より地域の皆様のお役に立てるような診療所となっていくために、これからも変化を恐れず、前に進んでいきたいと考えております。
これからも皆様の応援、サポートよろしくお願い申し上げます。