2025年6月16日、現在開催されている奄美市議会の一般質問について、医療に関する質問がありました。今回の一般質問で医療についての質問を行う方は1名のみでした。診療時間中だったためライブ配信を携帯電話で録画し、実際に視聴したのち、PLAUD NOTEに読み込ませて、要約したものを、原が実際に確認し、概ね実際の発言と相違ないことを確認したものをここでご紹介いたします。
やはり、奄美大島の中心となる奄美市の医療についての課題意識は島民全体が自分たちのこととして、関心を持ってほしいという気持ちがあり、こちらで共有させていただきます。医療懇話会を経て、何らかの医療政策が策定される日が来ることを期待しています。
<テーマ>
奄美市の地域医療環境は医師の高齢化や開業医の減少により厳しい状況にあり、住民の不安が高まっている。持続可能な医療提供体制の構築には、市民・医療関係者・行政・議会が連携し、実効性のある施策を早急に検討・実施することが不可欠である。
要点
1. 奄美市では医師の高齢化や体調不良による開業医の減少が続いている。
2. 住民から医療環境への不安の声が増加している。
3. 医療提供体制の維持には市民・医療関係者・行政・市会議員の連携が不可欠。
4. 2024年12月から2025年5月にかけて地域医療に関する複数の会議が開催された。
5. 医師会も少子高齢化や生産年齢人口減少による人材確保の問題を認識しており、今後の医療提供体制の維持には行政との連携が必要であると認識を示している。
6. 2025年4月26日に県医師会執行部が大島郡医師会を訪問し、医師確保の取り組みや医師の偏在対策について報告された。
7. 奄美市医療懇話会が市内診療所の閉鎖に対する市民の大きな不安を受けて設置された。
8. 奄美市医療懇話会のメンバーは、医師会、市内において入院病床を有する病院、国保診療所、県を含む行政機関が予定されており、現在人選の最終調整が行われている。
9. 2025年度は医療関係者へのアンケートで課題抽出を実施予定。
10. 政策検討に向けた合意形成の場として医療懇話会を活用する。
11. 質問した議員は、公設民営化も視野に入れて持続可能な医療提供体制を検討すべきだと提案した。