みんなの診療所は12月6日日曜日9時から17時の診療時間中に75名の方にご来院いただきました。
最も混雑した時間にお越しいただいた方はかなりお待たせした方もいたと思います。申し訳ございません。
せっかくの日曜日という貴重なお休みの時間を診療所にお越しいただき本当にありがとうございます。
いらして頂く方は、定期受診、風邪、発熱、喘息発作、傷のフォロー、捻挫、痛風、定期やインフルエンザの予防接種などなど受診の理由は様々です。
予防接種シーズンとはいえ、原が想像していた以上の休日診療のニーズです。
特に家族の運転で受診される高齢の方、ご両親の仕事のお休みの日に受診されるお子さん。そしてお仕事がお休みの日に受診される方など当初想定していた方々の受診がやはり多いように感じます。

普段なかなか受診できない状況の方にしっかりと医療機関に足を運んでいただくということこそ、みんなの診療所の原点です。受診していただける皆様をみて、診療所の在り方が間違っていなかったと、その存在意義を再確認することができ少しホッとしています。
お休みの日にもいつもの診療が受けられる。奄美の医療に新しい一面を付け加えることができたことはとても嬉しく思っています。
この診療スタイルが、物好きな原の思いつきで始まったこととして、原と共に消えてしまうものではなく、奄美における医療の日常の光景となるように、時間をかけてシステムとして確立させたいと思います。そしてこれからも、よりスムーズな流れを追求し、多くの方が来院されてもできるだけ丁寧に問診、診察ができる工夫を重ねていきたいと思います。
といっても、少ないスタッフで試行錯誤を繰り返しながらの日常です。みんなの診療所が『有限』な資源であるということをご利用いただく皆様にもご理解いただきつつ、『みんなの』資源として可愛がっていただけたらと思います。これからも地域の皆様や関係機関の皆様と手を取り合いながら少しづず成長していきたいと思います。引き続き皆様の暖かいご支援のほどよろしくお願いいたします。