みんなの診療所をご利用の皆様にお知らせです。かごしま人・まち・デザイン賞、グッドデザイン賞に続いて
日本空間デザイン賞2021公共生活・コミュニケーション空間部門 銀賞
を受賞しました。
最近は診察の前後で診療所の庭で遊んでくれる子供さんが増えたことがとても嬉しいです。日本空間デザイン賞のwebsiteにはこのよう記載もありました。
日本文化において「空間」は物理的なスペースであるだけでなく、その「間」に生じる人々の心の動きや物事の変容、時の流れをも意味します。
https://kukan.design/about-kukan-design/
診療所の「空間」でどのようにご来院いただいた方々の心が動き、時が流れるか。自分なりに何度も何度も想像した上で、この形にたどり着いたみんなの診療所の「空間」をこのように評価していただけることは、まだ診療所が私の脳の中にしかなかった頃の不安や葛藤を労って頂けているようで少しホッとした気持ちになります。

みんなの診療所には文字通り「間」があります。それは街と医療をゆるく繋ぐための「間」です。医療と直接関係のない「余白」が多いことがみんなの診療所の特徴です。コロナが終息し人と人が集まりやすくなったその時には、この「余白」を地域の皆様に是非もっと活用して頂けたらとも考えております。みんなの診療所の「空間」は地域の皆様と双方向のコミュニケーションをとりながら成長していくものだと信じております。これからも皆さんの心と繋がれるような「空間」を提供することができたら嬉しいです。
これからもみんなの診療所の応援、サポートよろしくお願いいたします。