今回はロゴマークの製作過程についてです。
ロゴマークは診療所の雰囲気や思いを端的に表現してみなさんにお伝えするにはとても大切な要素です。そのため、ロゴマーク作成にあたってはデザイン性よりも何よりも、私がこれからやりたいこと、目指していることに共感してくれることが最優先です。そのようなデザイナーに巡り合えたことは幸運です。
診療所のロゴマークを作成するにたり、デザイナーの木村さんには私から次のようなイメージをお伝えしました。
1)ロゴマークは太陽のイメージで 色は1色、使っても2色
2)奄美の未来を明るく照らすというニュアンスで太陽
3)太陽光線が太陽を中心に放射状に広がるようなイメージ
4)これは診療所を通して患者さんとそれ以外の人と島内の医療機関が繋がって行くというイメージのもと、みんなの診療所が個人やそのほかの施設とのhub(ハブ)になるという意味で
島の蛇であるハブとhub and spokeのhubをかけている感じです。
また、どのような方にもできるだけ同じいろに見えるように、カラーユニバーサルデザインの観点からの配色もお願いいたしました。カラーユニバーサルデザインについては以下のリンクをご参照ください。
上記のような希望を伝えて、初回のプレゼンショーンの時にお示し頂いた案は以下の3案でした。もっと多くの案から選択できるプランもありましたが、3案と数を少なくすることで、デザイナーの個性がより出ると思いましたので、私の意向同様に、デザイナーの意向もきちんと形に残せるようにと思い3案での提案を依頼しました。

ここからどのような経緯を経て、完成形に至ったかは次回ご紹介いたします。