2020年7月1日。ついにみんなの診療所は開所の日を迎えました。この日を迎える事ができたのは、開所に向けて私をサポートしてくれた本当に多くの方々のおかげです。勤務医時代には感じる事ができなかった、多くの人の手に支えられて医療は成り立っているのだと痛感させられました。
そんな思いに浸りながら迎えた初日ですが、なんとも私らしいと言うか、奄美らしいと言うか、激しい雷雨の中の開所となりました。

そんな足元の悪い中、皆様にお越し頂いて、開所式をとり行いました。ご案内の準備から、司会進行まで大役を買ってくださったAMSの山元さんありがとうございます。
そして、竹田泰典龍郷町長、田中完大島支庁長、石神純也県立大島病院病院院長に祝辞を頂きました。お三方の言葉の一言一言に身が引き締まる思いがしました。また、私、所長の原からもなぜみんなの診療所が生まれたのかと言う私の想いを少しだけお話しさせていただきました。

スタッフも一人一人私からご紹介をさせていただました。これから医療をもっと身近に、奄美をもっと元気にしていくためにはスタッフと共に同じ方向を向いて、共に歩んでいかなければなりません。オープニングに集まってくれたスタッフとともに力を合わせて一歩一歩成長していきたいと思います。スタッフは先日行われた内覧会の時に撮影した時の写真をご紹介させてください。

6月からの一ヶ月でも、徐々にチームワークは高まってきていると感じています。このメンバーがさらに診療の中でそれぞれの持っている力を十分に発揮してくれたらそれはとても素晴らしいものとなるだろうと想像するだけでワクワクします。まずは日常の業務に慣れていくところから初め、徐々に新しい事へもチャレンジしていきたいと考えております。
みんなの診療所スタッフ一同、一致団結し、日々の診療に当たりたいと思います。地域の皆様と密着した診療ができますよう努めてまります。宜しくお願い申し上げます。