診療所をご利用の皆様にご連絡です。
2025年9月13日(土)18時から NHKBS4Kにて
9月15日(月)13時から NHKBS にて
いいいじゅー
https://www.nhk.jp/p/ts/J7775NQ8GW/episode/te/JRM9VVN961
という移住をテーマとしたドキュメンタリー番組にて小徳、私を取り上げていただき、放送されることになりました。医療モノではなく、移住をテーマとした番組というところが、またなんとも小徳や私、みんなの診療所らしいなぁと思いました。
番組告知はまた別のブログで行いますが、その前に、なんといっても、密着取材をしてくださった株式会社ドキュメンタリージャパンの神野さん、高野さんにお礼をお伝えしたく、まずはこちらを皆様にご紹介させていただく事にしました。
2025年6月6日から10日間、診療所や日常生活に密着取材してくださいました。
診療風景を撮影させて頂いた診療所をご利用の皆様撮影のご協力ありがとうございました。
本来は小徳を取材していただく企画だったのですが、撮影の下見に来てくださった神野さんが診療所の在り方を見て、私も一部取材をしてくださることになりました。それを提案してくださった、神野さん、それを許可してくれた小徳に感謝です。

さて、今回の放送は、1時間放送で二本立ての前半部分30分程度の放送のはずですが、10日間カメラはほぼ回りっぱなしでした。それだけ長い時間撮影をして30分の番組という気の遠くなるような撮影を淡々とこなしている神野さん、高野さんには尊敬の念を強く抱きました。
まず、取材対象となる小徳や私、診療所のことを取材の前にしっかりと情報収集してくれていました。ブログ、SNSなどで手にいれることのできる範囲はほぼすべての情報に目を通しているのではないかと思う程でした。当初は小徳のみが取材対象の予定だったので私としてはその時点でとても驚きました。
撮影は診察風景に留まらず、私が出勤してきて車から降りる頃にはすでにカメラが診療所に先回りして撮影が開始されている時もありました。私と小徳が二人で短いディスカッションをしている時もスッとカメラがよってきて撮影が始まります。診察と診察の短い隙間を見つけては鋭い質問をたくさんしてくれました。決して広くない診察室に身を屈めながらカメラを回し続けるその姿に職人魂を感じました。私がお休みの日には自宅や妻との昼食にもついてきてくださって、撮影してくださいました。取材の中で気になったことがあれば、メールでも質問をしてきて下さいました。
移住とは一見直接結びつかないかもしれない、普段の日常診療の風景や私の診療への想いやこだわりなどを事細かに拾い上げてくださいました。医療従事者とは異なる視点で、しかも、入念な下調べをしてくださった上でぶつけてくれる質問は、自分が奄美にいる理由、診療所を始めた理由、小徳が診療所に来てくれた奇跡を改めて自分の中で噛み締めるための非常に良い機会となりました。

番組には神野さんや高野さんの姿はきっと映らない。番組を見る皆様はNHKの番組として番組を見る。それを百も承知の上で、淡々とでも情熱を持って撮影、取材に臨むお二人の姿に崇高なプロ意識を感じて、終始、かっこいいな、素敵だなと思いながら撮影して頂いていました。
それでも、まずは小徳を見つけて取材対象とする決断、診療所にいてくれる時期を撮影に選んでくれたこと、私も取材対象としてくれたことなど決断の一つ一つに神野さんらしさが現れているのでしょう。そしてどの場面を切り取るのか、どんな角度で撮るのかには高野さんの職人意識が表れていることでしょう。どんな質問を投げかけるのかによっても私や小徳の反応は変わるでしょうから、それによっても番組の仕上がりは大きく変化すると感じました。診療所の利用者にも取材をしてくださいましたが、誰に取材し何を聞くのかによっても番組の雰囲気は変わるだろうなと思いました。そして、たくさんたくさん撮って頂いた中から、それを30分に収める中で、また神野さん、高野さんらしさが滲み出るのかなと、今から番組を見るのが楽しみで仕方ありません。決して姿が映るわけではないので、そこには作り手の思いが、意思が強く反映されることになる。そう確信できる取材の経験となりました。
ドキュメンタリー番組の奥深さを感じることができたのも、神野さん、高野さんの高いプロ意識のおかげかと思います。もちろん、小徳や私や診療所を番組で取り上げていただけることはこの上ない喜びですし、それにより、少しでも奄美が、地域医療が活気づくきっかけになればと思いますが、それと同等かそれ以上に、モノを伝えることの大切さ、特に人にフォーカスして取材することの大変や尊さを感じることができたのは私としてかけがいのない財産となりました。

思い返せば子供のこれからドキュメンタリー番組が大好きでした。
まさか、自分が取材を受ける側になる日が来るとは思っても見ませんでした。
この貴重な経験の機会をくださった、神野さん、高野さんに改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。放送当日を楽しみにしております。






