診療所をご利用の皆様。
本日は、みんなの診療所にとって非常に意味のある新たな一歩を踏み出した日となりました。
この日を迎えることができたことは、スタッフの成長や自律、お互いに助け合う心、そして小徳の存在が欠かせません。そして、地域の皆様のご理解ご協力もまた同じように欠かせないものであったと思います。
さて、今日はどんな日だったかと申しますと
『初めて原が不在の日に診療を行った日』でした。
先ほど、診療所のスタッフから報告を受け、計57名の受診の方の診療し無事診療を終えたと聞きました。
『スタッフのみんな。小徳先生。本当にありがとう!!』
また、明日、どんな様子だったか、詳しく教えてもらおうと思います。
みんなの診療所は、困っ時は気軽に立ち寄れる診療所として、受診される方をお断りしないことを信条に診療しております。そのため、0歳から100歳までの幅広い年齢の方の受診があります。診療内容としても、内科、外科、整形外科、皮膚科、耳鼻科、婦人科とその内容は多岐にわたります。縫合処置や骨折の固定処置なども行うことがありますし、慢性的な痛みに対してブロック注射などを行うこともあります。心筋梗塞や脳卒中のような緊急を要する方の受診、ハブ咬傷や海洋生物による外傷、減圧症など奄美ならではの症状で来られる方もいらっしゃいます。このような多様な患者さんとは別に、定期受診の方、予防接種で来られる方などもおられます。その全てを一度はお引き受けし、必要なら適切な医療機関へご紹介する必要があります。このような診療は誰でも変わりが効くものではありません。そして、**人という受診者数は、この診療の幅の多様さを考えると、どれだけスムーズな診療の流れを作る事ができるかが、求められるため、スタッフ同士の連携、成熟も必要だと感じます。小徳が診療所に来てくれて9ヶ月。小徳自身も診療所の診療に慣れてきて、スタッフとの連携も抜群で、原が不在でもみんなで協力して、診療することができると思えるところまできました。

これは診療所という小さな組織として、とてもとても大きな一歩であると原は考えています。
とは言いつつ、医療資源は有限です。スタッフも、時間も有限です。初めての試みを無事に成功させるために、安全に診療できるための配慮とスタッフが疲弊しないための工夫は必要だと考えました。そのため、本日は、『発熱外来』を中止するという方針にしました。また、待ち時間が長時間化しないように、昼休憩を設けて、午前中の受診の方が午後の診療に影響を与えないように配慮しました。これは原の方針です。今までは原が島に不在の時、診療所は『休診』でした。それは地域の皆様にとっても不便な事であり、診療所運営の面から見ても痛手です。地域の皆様へ少しでも継続的に診療を続けるため、また、スタッフがこれなら原不在でも診療が継続できると思える方法での診療スタイルの確立をしていかなければなりません。どうしても、みんなの診療所は原一人で5年間診療してきたため、診療スタイルについては『原のスタイル』が前面にでがちです。ですが、より広い意味で『みんなの診療所』となるためには、原の思いを出来るだけ損なわないように、でも、より多くの人材で診療所の診療を支えていける仕組み、スタイルにしていかなければならないと思っています。そういう意味で、今日という1日は、みんなの診療所が『小徳スタイル』になった1日であるとも言えますし、『オールスタッフスタイル』になった1日でもあると言えます。
この診療を支えてくれたスタッフ一人一人を誇りに思いますし、頼もしく思いますし、最大限の感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございます。
また、診療をやり切ってくれた小徳にも感謝しています。本当にありがとう。
こうして、診療所を安心して任せられる、スタッフに囲まれて仕事ができる私はとても幸せものだなと思います。今後もこのような日が度々あると思います。これは診療所の成長の過程ですので、地域の皆様もどうか温かい目で診療所の成長を見守っていただけたらと思います。
今後とも、みんなの診療所の応援、サポートどうかよろしくお願いいたします。






