休診日の今日はみんなの診療所の今についてご報告です。新型コロナウイルス感染症については奄美大島全体の動向を反映してか、1週間あたり60件程度の検査を行い、20%程度の陽性率が続いています。感染対応、検査数、陽性数は1月7日から3週間は徐々に減少傾向でしたが、この直近の1週間に関しては前週とほぼ同様の状況が続いている印象です。


診療所内では健康診断や予防接種など健康状態が良好な方も多く来院されておりますし、定期受診の方は何らかの疾患を抱えているものの状態は安定しています。また、2月からは高齢者に対する新型コロナワクチン3回目接種が診療所でも開始になりました。この方達と、発熱や風邪症状、腸炎症状などをお持ちの方が同じ待合室でお待ちいただくことは現在の新型コロナウイルス感染症の島内での発生状況を考えると難しいと判断しました。

そのため、みんなの診療所では発熱の方のみでなく、咳や鼻汁、咽頭痛、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢など感染症と関連しうる症状がおありの方の診察は引き続き車内で行うこととしました。皆様にはご不便をおかけしますが、感染症診療と日常診療、その両者を少ないスタッフ、限られたスペースで両立するための方法としてどうかご理解ご協力をお願いいたします。