みんなの診療所をご利用の皆様。診療所は現在夏季休暇を頂いております。
特に8月に入ってからはコロナ第7波の影響をもろに受け、ゆっくり物事を考える余裕もなく、体力勝負、気力勝負の毎日が続いていましたので、少し心身をリセットして今後の診療所のあり方を考える良い機会となっています。そして、久しぶりの家族とのゆったりした時間を過ごしています。このコロナ第7波の中、地域の皆様にはご不便をおかけしていますが、私たちがまた前を向いて日々の診療に向き合うためには必要な充電期間です。どうか、ご理解いただけましたら幸いです。
先週は、日曜日に発熱外来を中止せざるを得ない状況があったこともあり、陽性者数は132件と前の2週間と比較すると少し減りましたが、それでも8月は診療所夏季休暇までに402例の新型コロナウイルス陽性を診断しました。これは1月から4月までの4ヶ月で診療で診断した症例の全ての1.3倍ほどの件数です。まだまだ全国でも新規感染者数が最高を更新する中、国としても全数把握のあり方について再検討に入りました。その動向に注目しつつ来週からの診療に臨みたいと思います。
しかし、陽性率は69%と過去最高を記録しました。感覚としては小児は陽性率4割くらい、その反面、成人は陽性率8割ほどの印象です。全体として7割くらいの陽性率となっています。この陽性率が続いている間はまだまだ感染者は減らなさそうです。鹿児島県の実効再生産数もお盆をあけて減少傾向から一転再上昇しています。早く実行再生産数1を下回り感染のピークを迎えてほしいところです。


また、診療所のお休み期間を利用して、現在駐車場のアスファルト舗装工事中です。本来は診療所開始時に計画していたものですが、予算の関係上砂利敷とせざるを得なかったものです。ようやく2年経過し、アスファルト舗装することができます。少しでも皆さんが診療所を快適にご利用いただけるように今後も必要な改善は続けていきたいと思います。
